冬虫夏草は不思議なキノコ

冬虫夏草の実物を見たことがある人は日本にはあまりいないでしょう。

かくいう私も、海抜3000メートルといった高山地帯でしか育たない本来のものは写真でしか見たことがありません。

チベットとかヒマラヤとかの限られた地域に生息するオオコウモリガは、地中にトンネルを掘って暮らすそうです。

その蛾の幼虫に寄生するコルディセプス・シネンシスというキノコを、本来は冬虫夏草と呼ぶそうです。

中国ではコルディセプス・シネンシス以外の似たようなキノコは虫草と呼んで区別しますが、日本では虫に寄生する同属のキノコ類一般を冬虫夏草と呼んでいるんですね。

キノコが虫に寄生する訳ですから、幼虫などからキノコが生えている姿はいかにも不思議です。

見ようによっては気持ちが悪い感じもしなくはないですが、幼虫やキノコが単独で育つよりパワーを持っていそうな気がします。

実際、冬虫夏草を乾燥させたりサプリにしたものは様々な薬効を期待できるそうです。

私は、同属の虫草を乾燥させた物を使った料理を食べたことがあります。

オオコウモリガなど地中で暮らす習性がある虫が孵化すると、幼虫に寄生するキノコの菌に取り付かれることがあります。

そうすると、幼虫の体内で冬の間に菌がユックリと育ち、夏には地面の上にキノコが顔を出すのです。

土を掘ってみるとちゃんと幼虫の姿を保っているので冬虫夏草と名付けられたのだとか。

本場の中国ではチベット自治区や四川省や雲南省といった地域で夏に収穫されます。

その薬効ゆえ伝統的に重宝され高い値で取引される冬虫夏草は、かなりの貴重品です。

私が食べたことのある料理に入っていた乾燥品は同属の虫草でしたが、乾燥させると見た目にも細かいところを見分けるのが難しいようです。

量り売りするので混入物を注入して重くする事例も指摘されており、絶対に信頼の置けるところから入手すべきです。

ネットで調べれば、日本で安全に培養された信頼性の高いものも手に入るのでこちらのサイトなど参考になります。

冬虫夏草を購入

不思議な力を秘めた冬虫夏草を、日々健康であり続ける為に摂取したいものです。